■Part 8
フランスの話題(始めに)で新車購入に対する「補助金」と「罰金」という話をしましたが、フランス語では、
Bonus(ボーヌス)
Malus(マルス)といいます。
この言い方は特別な言い方で、通常は車の保険につくボーナスのことを指します。保険のボーナスとは、どれだけ良いドライバーかを示す指数のようなもので、無事故の期間が長ければ長いほど多くなります。この指数は%で表示され、プラスであれば
Bonus、マイナスであれば
Malusといいます。
これ以外では、
Bonusと
Malusという表現を一緒に使うことはないのですが、今回の政策は車に関わること、犯罪ではないので罰金
(Amende:アモンド)という表現は適切ではないことから、この言い方を使っているのでしょう。日本語だとあまり抵抗ないと思うのですが...それとも「汚染税」とでも訳すのが適切でしょうか??
■Part 7
今はバカンスシーズンなので、関連する単語を紹介します。
バカンス(
Vacances-必ず複数です)という単語はよく知られていますが、バカンス中の人のことを
Vacancier(ヴァカンシエ)といいます。
その中でも、7月にバカンスに出る人のことを
Juilletiste:ジュイエティスト)、8月にバカンスに出る人のことを
Aoûtien(アウシアン)といいます。アウティストと言いたくなるところですよね。
7月の終わりから8月の初めの週末は炎天下の高速道路での渋滞の様子がよくニュースで報道されますが、
Juilletisteと
Aoûtienが行きかうことを
Chassé-croisé(シャッセクロワゼ)といいます。
では、
Bonnes vacances !!
■Part 6
12月(
décembre:デソンブル)に入ると、フランスはクリスマス(
noël:ノエル)の雰囲気(
ambiance:オンビヨンス)で一杯です。
街中がネオン(
guirlande:ギールランド)で飾られ、どこへ行ってもクリスマスプレゼント(
cadeaux de noël:カドードゥノエル)を探す人たちで賑わっています。
フランスのクリスマスは家族で過ごすのが習慣(
coutume:クチューム)で、クリスマスイブ-12月24日の夜(
réveillon de noël:レベイヨンドゥノエル)は自宅で豪華な食事をし、25日の朝にクリスマスプレゼントを開けます。
子供たちは、サンタクロース(
père noël:ペールノエル)は24日から25日にかけての夜の間に煙突(
cheminée:シュミネ)を降りてやってくると信じているので、イブの夜、子供たちが寝た後にクリスマスツリー(
sapin de noël:サパンドゥノエル)の下に
プレゼントを置いておきます。
フランスのクリスマスの習慣に関するページは
こちら。
■Part 5
最近仕事で徹夜(
nuit blanche:ニュイブロンシュ)が続き、更新がおくれてしまいました。
今日はフランスの税金(
impôts:アンポ)の話を少し。フランスでは、夏休みが終わると税金徴収シーズンが始まります。一番最初は、9月中旬支払いの
所得税(
impôt sur le revenu:アンポソールレベニュー)。通常、納税者(
contribuable:コントリビュアーブル)は毎月あるいは2度に分けて前払いをしている(と言うか、させされている)ので、
実際の申告所得額(
revenu déclaré:レベニューデクラレ)を基に計算された所得税額との差額をこの次期に納めなければなりません。
その次は不動産税(
taxe foncière:タックスフォンシエール)で、10月中旬に支払い。最後は住居税(
taxe d'habitation:タックスダビタション)で、11月中旬に支払います。住居税は、不動産税と同様に毎年1月1日に該当する住居に住んでいた人に1年分課せられ、年内に引越しをした
場合などは、住居者間で住んでいた期間に応じて分割負担します。
■Part 4

今日、市場(
Marché :マルシェ)に行ったら、魚屋さん(
Poissonnerie :ポワソンヌリ)で生きたアワビ(
Ormeau(x) :オルモー)を売っていました。
フランスでのアワビ漁(
Pêche d'ormeau :ペッシュドルモー)は厳しく規制されている(
Réglementé :レーグルモンテ)為、
合法的(
Légalement :レガルモン)に売られているアワビには目印がつけられて(
Bagué :バゲ‐リング状の目印がついている事)います。
買うと、貝からはずして包丁で叩きやわらかくして(
Attendrir :アトンドリール)くれます。
■Part 3
フランスでは、
sucre rapide(スークルラピッド)と
sucre lent(スークルロン)という言葉を良く聞きますが、どういう意味だか知っていますか?
日本での、高GI(グリセミック・インデックス)食品と低GI食品に値します。
小学生の娘も先生に「明日は体育の授業があるから、夕食で
sucre lent(スークルロン)を
摂るように。」と言われるくらい頻繁に使う単語です。
■Part 2
10月16日から22日までは味覚週間(
Semaine du goût:セメンドゥグゥ)です。
時々、
Mal bouffe(マルブッフ)という言葉を耳にします。
Bouffeは俗語で「食事」という意味。Mal bouffeは直訳すると
「悪い食事」。ファーストフード(
Restauration rapide:レストラションラピッド)等のバランスの悪い食事や添加物などが多く含まれ
自然の味がしない食事等をのことを指します。
仕事をしていると、料理(
cuisine:キュイジーヌ)や食事(
repas:ここでは"ロパ"
としておきますが、Rで始まる単語の発音はカタカナで書くのは困難...)にかける時間が少なくなって、ついつい簡単な
パスタ(
pâte:パット)やお惣菜(
plat préparé)に手が出てしまします。
塩分(
sel:セル)や糖分(
sucre:スークル)の取り過ぎに注意しましょう。
■Part 1
フランス人が日本語を学べる無料サイトは沢山あるのに、(興味のある人は
こちら)日本人がフランス語
を習いたいと思うと、あまり良いサイトは簡単に見つかりませんでした。
フランス語に興味を持っている人の役に立つことを願い、ここでは日常使用する単語や表現を紹介していきます。
今日は、「犬」に関する話。家には年老いたパグ犬(
Carlin : カルラン)がいます。獣医(
Vétérinaire:ベテリネール)の先生によるとリュウマチの様な関節症(
Arthrose:アルトローズ)で歩くのが不自由になっています。
痛そうなので、炎症を抑える薬(
Anti-inflammatoire:アンチアンフラマトワール)を1日2回(
deux fois par jour:ドゥフォアパールジョウル)与えています。
A la prochaine!(アラプロシェン:じゃあまた!)
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